マンションを売りたい!少しでも高額で売却するための「資産価値」とは?

マンションを購入するとき、多くの人が「自分にとって住みやすいか」ということを基準にして選んでいるかと思います。もちろん、この基準はとても大切なことです。しかし必ずしも、購入したマンションに住み続けるとは限りません。売却するそのときにあなたの購入したマンションには“資産価値”があるでしょうか。

一戸建て、マンションを問わず、住宅が少しでも高額に売れるのかは「資産価値」が大きく影響してきます。もしもの場合を考えて、物件を「資産」として考えることが重要です。そのために、『資産価値となるポイント』についてお伝えしていきます。

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資産価値は「立地」で決まる

 

 

 

資産価値を決める最大のポイントは「立地」だといえます。資産価値は、ニーズの高さと比例して上がることもあれば下がることもあります。そこで、重要となるのが立地。

多くの人は建物の大きさ、間取りの広さを重要視していますが、建物の価値は資産価値の「1割程度」しか影響がありません。残りの「9割」こそ、立地なのです。立地条件が良ければ「このマンションに住みたい」と考える購入希望者が増え、結果的に資産価値が落ちにくくなります。

 

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具体的な立地条件とは何か。

 

 

まずは駅までの距離「駅チカ」にあります。駅までの距離が近ければ近いほど需要は高く、資産価値が上がります。

さらに人気路線の場合だと尚良しです。駅までの距離は、「徒歩10分圏内」が1つの判断基準になります。そういった意味では、駅に直結しているタワーマンションの資産価値は、まず落ちることはないでしょう。

次に、都心部・市内地からの距離「利便性」です。原則的にマンションの価格は、郊外に向かうほど低くなり、都心部・市内地に近づくほど高くなる傾向があります。理由としては、利便性の高さは生活の質と関係性が強いからだといえます。

つまり、「駅チカ」と「利便性」を兼ね備えている立地の物件は“資産価値に優れている”ということになります。しかし例外として、将来開発予定があるエリアは将来性があるので、今後ニーズが高まる可能性が非常に高いです。購入する狙い目として、候補に入れることをオススメします。

 

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物件の価値は、意外な要素も影響する

 

 

資産価値はほとんど立地の条件で決まりますが、少なからず物件そのものの価値も関係します。意外な要素も資産価値として影響してくるので、知っておきたいところ。

(1)「南向き部屋」であること

南向き部屋は、他の方角部屋に比べると日中の日照時間が優れています。そのため、需要が高く資産価値として加味されます。

(2)「角部屋」であること

角部屋は、2面採光があり開放感があります。角部屋の特徴を最大限に活用した「90度バルコニー」のある部屋は、希少性が高いので重宝されます。

(3)「眺望」がいいこと

目の前に建物がなく、景色を見渡せる「眺望の良さ」も価値があります。なので、上から見渡せる「上層階」は加点ポイント。

(4)近くに「公園」があること

ファミリー層に人気がある公園近くの物件。需要が高いことはもちろんのこと、公園は公共施設のため、取り壊されて目の前に高層ビルが建設される心配がほとんどありません。

 

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資産価値は「賃貸相場」でチェックできる

 

 

「このエリアの資産価値はどうなのか」というのは、簡易的ですが賃貸相場からチェックすることができます。
間取り、広さ、駅までの距離が同じ条件でもニーズの高いエリアほど賃料が高く設定されています。賃料の高いエリアは“資産価値が落ちにくい”と考えられます。

 

マンションは「資産価値」を意識して選ぶ

 

 

マンションを売却するときは資産価値が大きく関係してくるので、購入基準として自分のこだわりだけではなく「資産価値としてどうか」を意識して選ぶことが大切になります。

資産価値のあるマンションは購入時点の価格は高めでも、数年後に売却すると購入額より高く売れることがあります。将来のことを見据えれば、この“資産価値”が後悔しないためのマンション選びに繋がることでしょう。